時代はデジタルカメラです。フィルムカメラと違ってすぐ旧型になるので、今まで使ってきた中でも私にとって特に思い入れのあるいくつかの機種だけコンテンツとして綴っております。普通のウェブサイトにログの役目は必要ないと思っていますが思い出としてちょっとだけね。

使用歴
Canon PowerShotA5
Nikon COOLPIX950
PENTAX Optio S4
Canon PowerShot G2 Black
Canon PowerShot G7
Canon PowerShot S90
PENTAX *ist D
PENTAX K10D
KONICAMINOLTA α Sweet DIGITAL
PENTAX K-5
SONY Cyber-shot DEC-RX100
PENTAX K-3


Nikon COOLPIX950

 もはや何年のことだか忘れました(調べればわかることです)。初めて買ったデジタルカメラはCanon PowerShotA5 。その画質に不満が募って我慢できなくなり、近所の家電量販店へ自転車で買いに行ったのがCOOLPIX950でした。2台目のデジカメということになります。衝動的に買った物にしてはめずらしく大当たり。このカメラの画質には感激しましたね。当時誰もが語っていた感想ですので今さら多くは述べませんが、とにかくカミソリの切れ味のようなかりかりにシャープな主張のある画質でありました。ボディも今ですら感心できるほどの、しっかりした造り。あれは良い物でした。国際ピークの時代でした。もしもデジカメ史というものがあるとすればその年表に名を残す一台だと思います。


PENTAX *ist D 初めて買ったデジ一眼

 2004年、デジタル一眼レフついに投入。それまでは、撮った写真はニコンのクールスキャン4000EDというフィルムスキャナーでパソコンに読み込んでいましたが、これが結構じれったくて。ちょうどMZ-Sを愛用しレンズも増えてきた頃でしたから*ist Dには飛びつきましたね。お気に入りのレンズの描写をフィルムからA/D変換(フィルムスキャン)せずに、一気にデジタルにして、パソコンで見たりプリントアウトしたりWEB公開できるとあっては、こんなに便利な物はない!と思いましたね。

 ペンタックス初のデジ一眼レフ*ist Dには他社にはない2つの強いこだわりを感じました。まず小さいこと。これで俄然持ち歩く気になるというもの。しかも単に小さいのではなく凝縮感があり、剛性感も高く、手に持った感触が良いです。そして本格ペンタプリズムによるファインダーの見えがぬかりなくちゃんとしている。それらの実現のために剛性感やシャッターフィーリングを犠牲にしていない。そう、シャッター音なんかデジカメにしてはすばらしいです。こういう直感に触れるところが気持ち良いおかげで感覚的に楽しくスナップが撮れるカメラでしたね。*ist DよりずっとハイスペックのNikon D70も借りて使うことがあったのですが、ずっと高性能で、フォーカスも高速で正確で、良い写真がストレス無く撮れたものの、気分的に楽しめたのは断然*ist Dのほうでした。プロの如く出来上がる写真だけが目的なら上位に挙げられるカメラじゃありませんが、休日の趣味としての遊びの撮影ですから操り撮る行為自体も楽しみたいものです。
 今まで愛用のリミテッドレンズが使えることはなにより購入理由であります。焦点距離が1.5倍になってしまうけど、描写はデジタルに変換してもなお美しいです。マスメディアでは後継機種やライバルに比べて地味な画質と言われていましたが、いやいやどうして肉眼に比べ充分鮮やかな画質ですよ。これ以上派手だったら不自然だと思いますけどね。他社はどれほど鮮やかなのかなと思ったものです。
 当時ペンタックスに声を大にして申したかったことは、唯一、手振れ補正を実現して欲しい!これだけでした。超音波モーター駆動かどうか、動体AF、連射速度、なんて私は二の次でいい。…とまあそんなことを書いていたら、次世代モデルではペンタックスはちゃんと手ぶれ補正を搭載してくれました。これではもう浮気するわけにはいかなくなりました(笑)


PENTAX K10D


普段こんなばかでかいレンズは付けません(笑)。

 2006年末、発売開始から新品投入しました。なにせ手振れ補正機構内蔵なのが最大の魅力です。この手振れ補正は効きます。すばらしいの一言です。手振れ補正のおまけ機能のようなダストリムーバルも使ってみると便利です。
 画質的にはあまり不満のない*ist Dに近いです。いや、あれほどコテコテしてないかな。しっとりしています。暗部がしっかりしてて、青かぶりがなく、緑色に濁りがない。*ist Dより良くなった点は露出性能。従来常時-0.3の露出補正をかけていたのが、K10Dは比較的適正です。
 画期的といわれてる多彩な露出モードなんですが、私は結局ハイパープログラムばっかり使ってます。
 それから、みんなあまり言いませんけど、私はボディデザインは秀逸だと思います。すごく持ちやすい。特にボディ正面向かって右側。前方に向かって絶妙に反り返っているんです。左手の指のかかりが抜群に良いです。大きさはもうちょっとだけ小さいほうがありがたかったけど、そうすると持ちやすさが犠牲になるかもね。
 不満点?強いて挙げればAF性能とシャッターの音質ぐらいです。なんと今でも現役使用中です。職場の置きカメラにしてます。


Canon PowerShot G7

 2007年購入。かつて持ってたG2 Blackは印象がとても良かったのですが、ピントが浅くまた非常にブレが目立つのが玉に瑕でした。そこでピントの浅さはしょうがないにせよ、せめてGシリーズに手振れ補正機構が付いたもの出たら買おうと思ってました。
 G7。Gシリーズ最小ボディながら機能ぎっしりで満足度の高いデジカメですね。画質の進化はあまりないような気がしますが念願の手振れ補正内蔵が最大の売りではないかな。やはり全てのデジカメは手振れ補正が効くべきですね。効果は甘めでK10Dほどきっちり働きません。でもありがたいですよ。
 レンズ描写はG2のほうが良い気がしますが、思い出が美化されているだけで、気のせいかも知れません。気のせいじゃない点はピント。全然薄くありません。まぁその方が使いやすいとは思いますが、あの薄いピントで見事奇跡的にキマッた時の魅力はもう得られません。F値がG2はF2.0からでしたもんね。G7の開放はF2.8からですけど、ピントのしっかり感はそのせいだけじゃないかもしれません。全体にちょっと線が太いような気がします。またピント以外では、広角端での歪みは小さくはないです。
 写真を見て感心した点はAWBの当たり度です。PENTAXはおろかNikonですら遠く及ばない熟成のアルゴリズムを拝めます。ほぼAWBまかせでいけるのはすごいことで、エンジン性能の高さを実感しますね。あ、でも高ISOノイズは結構ありますよ。明暗差のある所の白飛びも多いです。
 ただし〜描写力は優秀なんだろうけど〜なにか感動するほどの写りではないのがG7の不思議な不満点です。感動しないだけで描写性能自体はこの時点のトップレベルということですからね。他のデジカメより良いんでしょう。きっと現実に忠実なのです。でもG2で撮ったときは現実より美化されてもっと感動的だったんですね。それが良いことかどうかわかりませんけどね。。
 最後にG7の気に入った所を挙げましょう。まず210mm相当の望遠。鳥がなんとか撮れます。これは鳥好きの私にとって重要なことなのです。次に、顔認識AF。これにはびっくりしました。技術の進化を最も感じた所です。そして、レンズバリア機構が採用されてレンズキャップが要らなくなったこと。Gシリーズの苦しみであったレンズキャップよさようなら(笑)。あとは…ううーん、デザインぐらいですかねぇ(汗)。

 初めて買ったデジタルカメラA5から、G2、このG7、そして次に買ったS90まで、私はPowerShotを何台か使い続けてきましたが、どのモデルも必ず不満の末に愛着が薄れ、未練無く手放してきました。どうも何か相性の悪さを感じてしまうCanonなのです。不思議でなりません。


KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL


最近どこのメーカーも出さなくなったキッチュなシルバーボディ

 2005年製なんだけど2009年に中古をオークション入手。これはコニカミノルタの最後のカメラ製品。今どきたった610万画素。旧世代な感じが味わい深いです(笑)。デジカメは進歩が早いのでこれぐらいの製品だとやはり現在の観点でおかしく感じる点がいっぱいあります。特に印象悪い点はシャッターフィーリング。全然気持ち良くない。レリーズボタンが異常に硬い。Contarexのレリーズボタンの硬さに似ています(良く言いすぎか)から案外ぶれにくいのかな?ただし音はContarexの柔らかな響きとは全く別ですけど。こちらは「バガッ、バガッ、」と地獄のようなサウンド。この音がモデル撮影には向いているとかつて誰か言ってたけど…(汗)うーんホントですかぁ?しかしB級グルメと同じで何事も楽しむ気持ち次第です。ここまでくるとトイカメラに通じるかわいらしさを感じてしまう私は変態でしょうか(笑)。
  機能的にはさらに味わい深い点がふたつあります。ひとつはαと言えば元祖ボディ内手振れ補正機構。現在の機構にくらべると性能的に劣る部分があるようですが、思ってた以上に効きますね。またαと言えばもうひとつ、元祖実用AF一眼レフ。その伝統的なAF性能はスピードこそ遅いけどすぱっと思い切りよく合焦します。合焦確率的にはそこそこですが、PENTAXのAFみたいに細かく優柔不断に迷ったりしないので、かえって使いやすいですね。ただし精度的にはちょっとでも薄暗かったりコントラストの低いターゲットの場合では全然合わなくなります(PENTAXではそれでも結構合ったりします)。またスーパーインポーズが小さすぎて見づらいのも難点ですねぇ。視度補正範囲も狭いので、私のように低視力なのに裸眼派の人(案外いると思う)にはどこでどれぐらいピントが合っているのかわかりにくいです。
 そして、これは書いておかなきゃ。 画質は「イケる!」 古いのに結構イケますね。 高画質というより好画質。気持ち良い画作りです。なんとも色気がある。 楽器の世界でこういうこと言う人がいるでしょ?音に色気がある、艶がある、って。あの感じですな。 これまた一世代前の名玉AFマクロ50mmF2.8Newと組み合わせるとそりゃぁもう惚れ惚れするようなあたたかみとうるおいのある描写をします。このミノルタのマクロレンズは良いですねぇ!噂通りでした。レンズはこの一本だけですが、これ以上は手に入れることはないでしょう。 



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